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ハイドロセンスQ&A

ハイドロセンス レジオネラ迅速テストキットのご質問はこちらのQ&Aをご確認ください。

Q&Aに掲載がなかった場合は、恐れ入りますがお問い合わせフォームからご連絡ください。

  • ハイドロセンスの保管方法は?
    凍結を避け、室温(できるだけ30℃以下)で保存してください。
  • ハイドロセンスの廃棄方法は?
    各地域の自治体に従い、通常の廃棄手順で廃棄できます。 レジオネラが陽性だった場合でも空気中に飛散することはありませんので、感染リスクはありません。
  • 1キットで複数のサンプルを分析できますか?
    いいえ、できません。 1つのキット(テストプレート)で試験できるのは1検体までで、繰り返し複数回使用することはできません。
  • 一般用水用キットはどんな水でも試験可能ですか?
    中空糸フィルターが目詰まりする可能性のあるサンプルにはお勧めできません。 色の濃い温泉水、不溶性の不純物・藻などが混濁している水などは、中空糸フィルターが目詰まりしてしまう可能性があり、使用を避けて頂くようお願いしております。 こういったサンプルで高濃度の汚染が想定される場合は、スワブキットを使用することをお勧めします。
  • 有効期限はありますか?
    30°C未満で保管した場合の保存期間は、製造日から18か月です。
  • レジオネラ検査の頻度はどのくらいですか?
    レジオネラ症感染危険度によって頻度は異なります。 危険度は「レジオネラ症防止指針」によってスコア化がなされており、スコアに応じて推奨される検査頻度が決められています。 (参考 https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1111/h1126-2_13.html) ■スコア化 危険度を3つに分けて点数化し、その合計点によって対応が示されています。  (1) エアロゾル化の要因  ・給湯水、浴槽水、修景用水など……………………………1点  ・冷却塔水………………………………………………………2点  ・加湿器、シャワー水、渦流浴浴水、打たせ湯等…………3点  (2) 環境の要因  ・通常環境………………………………………………………1点  ・人口密度が高い場所、エアロゾルが集中的に流れ込みやすい場所等………………………………………2点  ・閉鎖環境、設備の陳旧化等…………………………………3点  ・加湿器を利用…………………………………………………4点  (3) 宿主側の要因  ・健常人…………………………………………………………1点  ・喫煙者、呼吸器疾患患者等…………………………………2点  ・高齢者、新生児、乳児等……………………………………3点  ・臓器移植患者、白血球減少患者、免疫不全患者等………4点 ​■細菌検査の回数  スコア3点以下 常に維持管理に心がけ、必要に応じて細菌検査を実施  スコア4~5点 1年以内に1回以上、設備の稼働初期に細菌検査を実施  スコア6~7点 1年以内に2回以上、設備の稼働初期及び稼働期間中に細菌検査を定期的に実施  スコア8点以上 1年以内に3回以上、設備の稼働初期及び稼働期間中に細菌検査を定期的に実施
  • テストする際に、別途準備するものはありますか?
    ありません。 ハイドロセンスのキットには、必要な器具が全て含まれています。
  • レジオネラ陽性だった場合はどうしらたよいですか?
    現場の水質安全計画に従って対応してください。 スタッフ、顧客、周辺住民がレジオネラ症にかかるリスクの他、ビジネスに影響を与える可能性があるため、迅速な対応が必要です。ハイドロセンスは公定法ではありませんので報告書作成の規定はなく、すぐに現場対応を行うことが可能です。 汚染された設備の使用を停止し水管理の専門業者へ相談するか、すぐに殺菌・消毒・清掃することをお勧めします。現場対応した後は、再度試験を行い、安全を確認することをお勧めします。
  • 保護具を着用する必要はありますか?
    いいえ、特別な予防措置は必要ありません。 必要に応じて現場でご判断をお願いいたします。
  • ハイドロセンスはどんな現場で使用されていますか?
    多くの業界で使用されています。 レジオネラが急速に成長してるリスクの高い主な領域は、冷却塔、飲料水システム、シャワー、流し台、温泉/温水浴槽、プール、水槽、洗車、装飾的な噴水などがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。
  • 法定検査の培養方法と置き換えることができますか?
    できません。 培養法は結果が返されるまでに10〜14日かかる他、消毒・清掃等の現場対応は、報告書提出後に行うことになるため、長期間にわたりレジオネラリスクに晒され続けることになります。 ハイドロセンスは公定法ではありません。 そのため報告書提出の必要がなく迅速に現場対応ができるほか、リアルタイムでの汚染状況を把握することが可能です。 ハイドロセンスのメリット・デメリットも併せてご覧ください。
  • レジオネラをテストするタイミングは?
    ハイドロセンステストは、5つの状況で特に役立ちます。 水道システムの定期的な監視–水道システムが感染している場合、これが迅速に特定されると、より迅速な修正措置を講じることができます。多くのガイドラインはリスク評価手順に大きく依存しており、テスト体制は水システムの特定の状況に合わせて調整する必要があります。 制御手段が適合しなくなったシステムの確認–冷水が十分に冷やされておらず、レジオネラの成長を防ぐのに十分な温水がない場合、または殺生物剤レベルが低すぎる場合、システムが急速に危険にさらされる可能性があります。リアルタイムの水の安全性チェックにより、リスクの迅速な特定と即時の是正措置が可能になります。 消毒処理後のチェック –感染した水系が処理されると、処理が効果的であることがより早く確認でき、誰もがより早く仕事に戻ることができます。また、サービスプロバイダーは、治療が機能していることを顧客に示すことができ、安心感を提供します。 発生源の特定–発生があった場合、公衆衛生と法的な理由の両方で、発生源をできるだけ早く確立することが重要です。ハイドロセンステストは、即時の検出を提供し、義務保有者が直ちに是正措置を取ることができます。ハイドロセンスを使用すると、水管理の専門家がラボカルチャーまたはラボからのPCRの結果を待っている間に、継続的な曝露ではなく数分で感染源から人々を保護できます。 ラボに簡単にアクセスできない環境では、重要な給水がある多くのサイトでは、テストのためにサンプルをラボに送ることは不可能ではないにしても困難です。たとえば、船舶や石油掘削装置などのオフショア施設では、現場でのテストにより、ラボでは得られない簡単で非常に貴重な結果が得られます。
  • ハイドロセンス迅速テストの仕組みを教えてください
    ハイドロセンスは、レイヤーフローイムノクロマトグラフ分析(LFICA)テクノロジーを使用しています。 簡単に言えば、妊娠検査と同じような仕組みです。 詳しくはこちらをご覧ください。 ナノ粒子でタグ付けされた抗体と、検査水に含まれるレジオネラ・ニューモフィラ菌(sg1)が結合し、レジオネラ抗原を検出するとテストプレート上に赤線として見えるように設計されています。
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